天ぷらママ

天ぷら大好きなママの日記
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| スポンサードリンク | - | | - | - | - | - |
サンディエゴ編


ロスを離れてしばらくオレンジカウンティにいたので、ここがアメリカを忘れるくらいの平和な日々を過ごしていました。
とにかく、治安のいい場所と悪い場所が月とすっぽんというか雲泥の差。いい所はもう、車で走ってるだけでも最高潮に気持ちがよくて、「気持ちいいねぇ」という言葉ばかり漏れるのに、それが道路を走っていて次の町に入ったりすると急に雰囲気がガラッと変わったりする。

治安が悪い場所に入ると全くもって建物も人種も変わります。まず笑ってないし目つきも違う。この辺は怪しいというのはすぐわかるのです!
でもそういう場所はさっさと通りすぎるようにし(ホントホント)、日々安全に気をつけて過ごしています。

そんなこんなでカルフォルニア州最南端のサンディエゴに入りました。ここは人口260万人の、カリフォルニアではロスに次ぐ2番目に大きい町なのですが、もともとスペイン領だったみたいで通りの名前もスペイン語が多く、人種もヒスパニック系とメキシコに近いからかその系統ばかりでした。
(だから言語はスペイン語が実に多い!)

しかしアメリカに来てほんと思うのは、とにかく行く場所行く場所、町々によってカラーがまるで違うこと。普通同じ国だったら何処の場所に行ってもさほど変わりはないと思うけど、ここは合衆国というだけあって少し離れるだけで全てが全く違う顔になる。
ビーチひとつとっても、お金もちの白人しかこない浜もあれば、ヒッピーがみんなで踊り狂ってる浜もある。(これがすごかった!みんな周りの人間も一緒に日が沈むまで踊ってる。鳥肌もので自分達も自然に体が動いてくるのです)

こっちにくる前に「大体こんなもんだろう」と思っていたアメリカの予想と大きく違って、感心というかビックリというか面白いというか・・・。この国の大きさを肌で感じます。

ロスのビバリーヒルズのホテルは日本から予約していったのですが、その後の予定はその状況状況で決めているため、ホテルは飛び込みで空き状況と値段を聞いて気に入ったところに滞在するっていうスタンスでいるので、その英会話は異常にうまくなりました(笑)。(1日何件も聞きまくる日もある。そしてダーリンのおめがねにかなう安くて居心地のいい宿を厳選するのです。あの方、全て私に行かせる割にとても条件がうるさい)

でもアメリカではそういう形で宿をとるっていうのが普通みたいです。泊まるところはモーテルというところなのですが、日本のモーテルというと連れ込みホテル(え?そんな言い方しないって?)の意ですが、こちらではモーターホテルといって自動車で旅している人用の、ホテルのワンランク下がった
バージョンって感じのところです。例えばコインランドリーがついてて自分で洗濯できるようになってたり、シーツを毎日変えるサービスがなかったり(その分毎日チップが浮く)。

モーテルによってピンからキリまであるけど、うまくいい所を見つけられると安いのに部屋とかはほとんどホテルと変わりません。ビバリーヒルズのヒルトンの後に泊まったモーテルなんて。
金持ちの所有するクルーザーやヨットがたくさん繋いである港の前で(マリーナ)、窓から西海岸に夕日が沈む様もバッチリ見える部屋で、しかもとてもきれいですごく良かったのになんと99ドル!(税別)。

ヨーロッパだったらその景色だったら4、5万円だ!
しかし大失敗のモーテル選びもある。サンディエゴの1泊目がまさにそう。これは凄かった・・・!その日はその街で何かあったのか、なぜか平日なのに何件聞いても
「今日は空いてない」と断られまくった。日も暮れかかってきたしもういいかげん街から少し離れないとないな、と思ったときやっと1件空いてるという返事がもらえた。

しかも激安。(1泊50ドルくらい)。まだ、サンディエゴに入ってすぐだったのでそこがどんな場所かもわからずに「やれやれ、やっとあった」とそこに滞在を決めてカギをもらって部屋に入るとゲゲッ!狭い、暗い、汚いの3拍子。バスタブや洗面台さえついてない(シャワーのみ)。
しかも1階。

窓を空けると隣のビル。細い通路に沿ってて、これじゃ、誰でも入ってこれるじゃないか!
ま、安いし他に空いてなかったんだからしょうがないと、気をとりなおして外へ出た。外はもうすぐ日が沈む時間。ん?何か様子が変だ。

いる人間は浮浪者、ヒスパニック系の貧しそうな人ばかりでかなりまずーい雰囲気。で、国際電話が安くなるテレフォンカードを買いたかったのでそれを探しにずんずん歩き進んでいくとますますその雰囲気は濃厚になる。

1,5キロくらい歩いてやっとそれを売ってる所を見つけた。そこの店員のお兄ちゃんはヒスパニックだったけどとってもニコニコ愛想が良かったので「この辺って危ないの?」と聞いてみた。そしたら迷いもせず「うん、夜は危ないよ。外に出ないほうがいいよ」とニコニコして答えた。そう、その辺りはサンディエゴのダウンタウンの中でもかなり治安の悪い場所だったのです。えー、そうなの?!そんなの知らなかったよ!

1階だし、通路沿いだし、えらくたよりない窓だし、その夜は1日中テレビをつけっぱなしにしていかにも「起きてるぞ」という雰囲気をかもし出しベットに入ったのでした・・・。
(しかし緊張していまいち眠れない)。その上サンディエゴ空港のすぐ近くだったのでホテルの真上をゴーッとかヒュイーンとかものすごい音で飛行機が夜通し飛び交う。超うるさい!

うとうとと浅い眠りの中で「今のは戦闘機みたいな音だな」とか「今のはそんなに客数はつめないな」とかそんな事を考えながら、成田とか羽田で騒音の為に苦しんでる人の気持ちが痛いほどわかった
そんな夜でした。

次の日、早々チェックアウトしてサンディエゴより20分くらい上の「ラホヤビーチ(スペイン語。意味はわからん)」というリゾートに移動。ここを拠点とすることに。

それがここで見つけたモーテルはもう、最高!言うことなしどころかお釣りがくる位よかった。まず、岬の先端に立っていて部屋のベランダからは180度海が見渡せめちゃくちゃ気持ちいい。

部屋も広くなんとシステムキッチンと食器、鍋など全て一式がついてて自炊ができるようになっている。もち、冷蔵庫もなんとオーブンまで!その上朝食までサービスでついてるんだけど、これが広ーい屋上でそれこそ240度くらい海を見渡しながら食べる。(ものすごいまともな物がそろっているビュッフェ!)そんなスバラシイのに、このモーテルの1泊の値段がなんと89ドル!(税別)

信じられない!大ヒットの大当たり発見でした。あまりにも快適すぎて、当初サンディエゴは2,3日の滞在予定だったのに延泊しまくって結局6日間も居てしまった。夜はスーパーに行って買い物し
簡単なものだけど自炊。外食のまずさにげんなりしてただけに、スパゲティーやスープだけでもいつもの味を食べれることに感激しまくりでした。

このラホヤビーチは凄く治安も良く(24時間の店が多いことが物語っている)、華やいだ街で私はとっても気に入っていたので去るときはとても寂しかった・・・。

ま、モーテルの話はここまでとしてサンディエゴの市場調査の話。ここは今までとは違いとにかく変わった専門店が多く「へぇー」と感心しきり。例えば、世界中の辛いソース(タバスコとかチリソースとか)ばかりを集めたお店とか、手帳だけの店とかアメリカの道路標識を集めて売っている店とか(なんとパーキングメーターの本物まで売っていた!一体何処から調達してるんだ?)
ボードゲームの専門店やインディアンの物ばかりを集めた店とか(これが結構お洒落)、ギャグショップという冗談用品屋とか(かなりおもしろいし笑える)etc・・・・。
とても為になりました。

あ、そうそう。メキシコの話もしておかなければ!このサンディエゴは世界地図を見てもらうとわかるのですが、国境ギリギリの町なのでほんとすぐメキシコなのです。
で、72時間以内であればビザなしで国境を超えることができるのでメキシコ入り口の町、ティファナというところに行ってきました。

でもレンタカー屋では国境越えは禁止されてるので(保険が効かなくなる)、アメリカ最後の所で車を置いてそこからティファナ行きのバスに乗ります。
バスで検問を通っていざメキシコ入りすると!いきなり雰囲気がガラッと変わって途端に落書きだらけの汚い、全く違った町に!一目でメキシコの貧しさがわかる。そこはまさに東南アジアな感じ。
こんなにすぐそばなのにここまで違うものなの?とビックリ。店もちっちゃくて小汚くてほこりだらけの色あせた商品が山積みされてて、タイというかインドネシアというかホント、アジアです。

で、バスがついてさっそく散策。本とかに載ってるのは左の通りだけど、私たちは右にあるって行った(へそまがり)。すると観光客も全くいなくて地元メキシコ人ばかり。
メキシコのイメージって私は、三角の麦わら帽子をかぶって歌を歌いながら明るくって・・・と、完全にドンタコスの宣伝の感じだったんだけど全然違う!みんな色あせた地味な古い服を着て
お洒落なんて言う言葉は皆無。ニコリともしないし暗い・・・。落書きだらけのゴミだらけでボロボロだし、治安の悪さを物語っている。

1時間半くらいざっと探索したんだけど、あまりにも先に進むとなんかとても怖い雰囲気が漂っていたので戻ることに。そして今度は最初のスタート地点から逆側、みんなが行く本に載ってる通りに入った瞬間、今度はいきなりみんないかにもメキシコ!という格好をして大勢の人間が呼び込みをしてる観光地に変身。通りにみんな立って日本語で「安いヨ、安いヨ」「シャチョウサン、ミルダケ」とやかましいのなんの。

そのしつこさとうるささは半端じゃない!うるさすぎて見てるどころじゃない、もううんざり。
いろんな呼び込みのうるさいところが東南アジアにはあるけど、そんなレベルじゃないんだから!もう、今まで見た中では一番。

この通りは完全に観光通り。さっきまでのあの笑いもしない、暗いのが嘘のよう!私たちは偶然に逆に行ってしまい、観光客が訪れないホントの地元の人たちが生活する場所のほうに行ってしまってたのです。

もちろん、メキシコのホントのホントの1部分しか見てないから何ともいえないけど、私には完全に怖い、暗い、貧しいイメージがついてしまった。でもメキシコに行った知り合いに聞くと、カリブ海のほうのカンクンという辺りはとってもとってもきれいだということなので、いつか行ってみたいなと興味はあるんですけどね。(長いサボテンが砂漠に生えてるのも見てみたい)。
そんなこんなでサンディエゴを後にし、再びロスに戻ってきました。今は再びマリナ・デル・レイという

サンタモニカにほど近いマリーナに泊まってます。最初のロス探索のときに旅行会社に値段を聞き込みしUCLAの近くの旅行会社が一番航空券が安く買えたので、明日チケットを取りハワイに飛ぶつもりです。






 

 

 


 

| 天ぷらママ | アメリカの旅 | 15:17 | comments(1) | - | - | - |
オレンジカウンティ
西海岸をみんなが騒ぐのはきっとこの天気なのでしょうね。

まぁ、ほんとにカラッとしてて毎日青空で気持ちがいい。雨はまず、めったに降らないそうです。
留学してる元社員も去年1年で傘を使ったのは1度だけだといってました。

夕日もどでかく海沿いをドライブするには最高のロケーションですね。
元社員が(俊という名前なのでそう書きます)ニューポートビーチはロスから約1時間。

こっちのほうはロスの治安の悪さを嫌って、こうやって郊外に離れたほうが高級住宅地になっていて
家賃も高いそうです。(といっても日本に比べたら信じられないくらい安い)
一つ一つの街がすごくきれいで発展してて、別に観光以外にロスに行く必要がないのもおもしろい。
ロスに留学してる、っていう人は大体このオレンジカウンティにきてる人が多いみたいで(ここはロスではないんだけど)まぁ、実に治安もよくきれいな街です。ここでは夜にのみに行こうと出かけようとちっとも平気。

全く危なさを感じません。日本人留学生や滞在者が多いので日本の店もたくさんある。
俊と焼肉屋やラーメン屋に行ったのですが、全部日本人が経営。客も日本人ばかり。メニューも会話も日本語で、ここは日本とまったく同じだ・・・。居酒屋なんて「へぃ、らっしゃいっ!」って感じです。

このカリフォルニア州は日本がすっぽり入るくらいの大きさで全部海岸なわけだから、まぁ、海沿いの土地が余ってる余ってる。海沿いの高台に家を持ちたければ必ず持てるってかんじ。
ずーっと広い広い浜で(延々と)サーファー達がたくさんいます。(でもどこでやってもいいので全く混んでない)彼の家からすぐの「ハンティントンビーチ」はサーフィン映画「ビック・ウエンズディ」の舞台となった浜なそうだ。

ここではせっかく彼と会ったので、3日間くらいのんびり休養して一緒に遊ぶことにしました。
なのでヨシュア・ツリー国立公園という世界でも貴重な毒サボテンや動物がいる公園(公園といってもやっぱり巨大で、3時間くらい車で公園内を走ったのにまだそれはホントの一部で、直線で出口まであと50キロ以上あるところで日が傾いてきたのでこれは脱出しないととんでもないことになる、と一番近い出口から出てしまいました。

あとで公園内の地図をみたら自分達のまわったのは20分の1くらいの大きさだった)に行きました。
ずーっと地平線の限り延々とサボテン。ひょこっと何かが現れた。なんとコヨーテ!動物園以外ではじめて見たよ。

少し走ると岩山の塊がいくつも現れた。遠くから見るとなにか岩に張り付いてる。??人だー!
みんなでロッククライミングをしてるのです。しかも何台もキャンピングカーが止まって、公園内でキャンプしてる。
(全く明かりも水も設備もないところで。これぞまさしくアウトドア)

しかしアメリカという所は遊ぶにはことかかない。浜には何十ものビーチバレーのコートがあり(もちろん勝手に使っていい。
延延に浜なのでちっとも邪魔じゃないのだ)どこにでもテニスコートがいっぱいあって(これも勝手にいつでも使っていい)

大自然でキャンプしたり岩山上ったりetc・・・。個人の家にはジャグジーやプールがあり、この国の人ってホント遊ぶの好きなんだなぁって感じ。そういえば私の知り合いのアメリカ人も(世田谷在住)、休みのたびにイギリス人やオーストラリア人の友達とフリスビーをしに羽根木公園や井の頭公園に行き、その後イギリス人の家でバーベキューパーティしてた。しかも毎週。体を動かしたくってしょうがないみたい。

あと本場ロスのディズニーランドに行きました。すんごい期待してたのに、なんと!東京ディズニーランドのほうが大きいし立派だしきれいだし全然いいです!ディズニーランドはフロリダにあるディズニーワールドじゃないと駄目なんだって。(そこは車でまわるそうで、とにかく巨大で3日はかかるそうだ)
このディズニーランドがあるアナハイムは日本人の長谷川投手がいたエンゼルスの拠点の場所です。

メジャーリーグもせっかくだから見たかったけどシーズンは4月からなんだって。
ぜひイチローのいるシアトル・マリナーズとエンゼルスの試合を見たいところです。

ということで3泊4日のニューポートビーチを出て、次はカリフォルニア州最南端のサンディエゴに向かいます。
サンディエゴでは国境を超えてメキシコにも少し入れるみたいなので、ちょっと見てきます。

では次回サンディエゴ編です。  








| 天ぷらママ | アメリカの旅 | 16:11 | comments(0) | - | - | - |
ロス危険地域編

 さてさて、本日はロス危険地域編をお送り致します。

知っての通り、ロスは世界でも有数の犯罪多発地区ですが、テレビを見ても本を読んでも
恐ろしい話ばかり聞きます。

例えば日本人留学生が深夜に24時間のスーパーに買い物に行ったら
かージャックにあって2人射殺されたとか(この事件7,8年前にニュースで大騒ぎしてたよね)、
ほか日本人留学生が高速道路を走っていたら、並んで走行してた車に窓越しに銃で撃たれて死んだとか(何でなのかは書いてなかったので知らないけど)、とにかくいろいろ・・・。

だからロス入りしたときは二人ですごく緊張してガードしまくってたのですが、しばらくいると
だんだん危険地域というのは地元の人間も用事がない限り近づかない限られた地域で、あとは昼間だったら大丈夫、ということに気づいてきたのです。(危険地域は昼間でも近寄ってはいけないとされる所もあります)

夜や早朝はもちろん何処の場所でも一人歩きは絶対駄目。
でも駄目といわれると見たいのが人間の性。せっかくそばにいるのに雰囲気だけでも見たい。
(こういう人が絶対犯罪に巻き込まれるんだよ、きっと)。なので車で、がちがちにガードしながら
安全な時間に(もち昼間)、1度だけ危険地帯を見てくることにしました。

どのガイドブックにも「ダウンタウンの3rdストリートから7rdストリートまでは危ないから、買い物に夢中になってそこの道路を超えないように」とかいてある。なるほど、ここね。
と、いざ行きました。

まず、3rdを超えると浮浪者達が山ほどいて白人は全然いなくなり、黒人とヒスパニック系ばかりに
なります。ヒスパニックが経営してるぼろい店がびっしりでわりと賑わっている。

今までロスで見た他の町々とは全く違う。(他の地域はきれいでお洒落な店なのに)
でも1回目に通ったときは暗さや貧しさは感じたけど、なんかあんまり危なさを感じなかったので
こりゃ今の時間は大丈夫だなと踏んで、本腰入れてグルグルくまなく探索することに(結局2時間ぐらい探索)。

その結果、メインから外れた1本、2本裏に入るとこれは夜だったら絶対ヤバイでしょって感じです。
特に5rdと6rdの間の裏横道はゴミが山のように散乱して、落書きだらけで浮浪者やガラの悪いのがたむろしててしかも行き止まりになっていて(さすがにそこは めちゃくちゃ危なさを感じたので横から見るだけで中に入っていかなかった)

間違いない、ここがトップ賞だ、と確信。そこを去りました。

しかし知らないってのは怖いもので、6rdが一方通行なので突き当たりの倉庫街でユーターンして
5rdに何回も戻ってきてたのですが、その倉庫あたりが特に危ないとその後を読んでギョギョッ!
でも納得。ユーターンしながら二人で「ここ夜になったらぜったいやばーいよねぇ」と言い合ってた場所なのでした。その後危なくないダウンタウン買い物地域にも市場調査に行ったのですが、まったく参考になるものはなく(とにかくヒスパニック系ばかりで暗い雰囲気。呼び込みも英語ではないのです)例えこっちに住んだとしても、もうここにはこないな、と思いました。

で、それをロスより1時間位南下した海沿いの町に留学し住んでる元社員に電話でいうと「危ないですよ!」と怒られた(笑)。

彼も1年半こっちに住んでるけどそんなとこには近づかないらしい。(そりゃそうだ)
でもその時「僕の友達にもギャング好きがいて(私達は別にギャング好きではない!)、ロスより南に下がった所にコンプトンという映画とかにもそこで撮影されるというとにかく危険な地域があるんですけど、そのコンプトンに連れてってくれといわれて、せっかく日本から来たからな・・と思ってまわりの人間に聞きまくってみたんですけど誰もが絶対辞めたほうがいい、というんであきらめてもらったんですよ。なにしろそこは、僕と同じ学校に通ってるやつの友人が夜にギャング見たさにコンプトンに入っていったら、いきなりギャングに囲まれてマシンガンでエンジン撃たれたんですよ!

なんとか命だけは助けてもらえたんですけど、そういうとにかく危ないところなんですよ」と言った。
「なんでよそ者だってわかるの?」と聞いたら「車が違うしすぐわかるらしいですよ」と言う。
ムムム、恐るべしコンプトン。と思いながら二人の興味はムクムクムク・・・。絶対ギャングだって寝るはずだ、と相談し寝てる時間なら大丈夫だろうと次の日コンプトン経由で海沿いを南下し、次の滞在地ニューポートビーチに渡ることに決定した。(だって1度だけでいいから見てみたい)

でも、「絶対に裏道には入らない、大きい通りを縦横横断するだけ。危なくなったら信号無視してもとにかく猛スピードで逃げること」とちゃんと誓いをたてた。緊張・・・。

朝9時とか10時くらいにそこについたのですが、なるほど、これじゃよそ者の車はわかる。とにかく走ってる車はボロボロ。乗ってる人も黒人ばかり。(目があうだけでなんだか怖い)。
予想があたったのかギャングは寝てるみたいで(さだかではない)、人通りがほとんどなくホッ。

何人かギャングっぽいのが立ってたけど、人がいるだけで緊張したよ!
誓い通りここでは裏道には入らなかったから、イマイチ超危なさはわからなかった。(朝だったし)

でももういい、体験しただけで充分。マシンガンで撃たれたりさらわれたりしたらとんでもない。
すっかり満足してそこを去り、高く青い空の下海沿いを南へ行くのでした・・・。

次はオレンジカウンティ編です。(ロスより1時間くらい下の南の地域一体をこう呼ぶみたい)

追伸・コンプトンのギャングな雰囲気を味わいたいそんなあなた!
   「カラーズ」という映画を見ることをお勧めします。(かなり古い)
   ギャングに入るためには人を1人殺さなきゃいけないという噂。きゃー







| 天ぷらママ | アメリカの旅 | 16:03 | comments(1) | - | - | - |
アメリカの旅、始まり。 ロサンゼルス

子供が出来る前にダーリンと行ったアメリカの旅(市場調査もかねてます)。
書き溜めていたものをアップします。


いよいよ約1ヶ月に渡るアメリカの旅、始まりです。

最初に行ったロスでは街中の市場調査に追われ、あっちこっちを歩き回り、部屋に帰ってくるとすぐにダウン。
10時には寝てるような毎日でした。

ではロス編の報告の始まり始まり・・・。

まず、このアメリカという国は(特にロサンゼルスは)車社会をベースに作られているので車がないと全くロス(いやアメリカ)のことを理解できない、といっても過言ではありません。
何処に買い物に行くにも車がないと行けないし、第一、人が歩っている人が少ない!
(だからすごい目立つ。イコール狙われやすい)

私達はそれを行く前からこっちに留学している元社員に聞いていたので、着いてすぐ空港近くで車を借りたのでとても充実した日々を送れてます。
(とにかく毎日車でポイントに行ってはクタクタになるまで歩き回って市場調査をしたので、
ロス市内についてはかなり詳しくなったよ!)

異国にくると、いつもいうけど日本のすごくいい所もわかるしすごく駄目な所も見える・・・。
今回、アメリカですごくそれを感じたのは道路事情のこと。

さすが車社会だけあるし、合理的な考えのアメリカ!
感心することしきりでした。ちょっとそのうちの何個かをまとめてみます。

まず、アメリカの道路は広い!
片方5,6車線はあたりまえ。(一番広いところで片方10車線あるんだって!)

だから、1箇所で事故を起こしていてもみんなまるでおかまいなし。
邪魔になってないからイライラも何にもしない。(もともとアメリカ人は大らかだけど)
とにかく全てに高速道路が張り巡らされ、何処に行くのも近いし早い。

高速はたいていの一般道路に全て繋がっていて、行きたいところですぐに降りれる。
そしてその高速は全てタダ!街の道路は碁盤の目になっているからこれも間違っても
すぐに元に戻ってこれる。むむむ、便利。

日本は一回高速に乗っちゃうとなかなか下りれないし、間違って違う方向の高速に乗っちゃったらもう、はてしなく遠くまで行かなくちゃいけないでしょ。そういうのがないのです。

しかも表示が実にわかりやすい。
例えば表示にはすべて北、南、東、西と(もち英語だが)書いてあるから、自分が南に行きたいならその通りの道路を進んでいけば必ず目的地方面に着く。
日本のようにいきなり「葛西」とか出てきてもわかりにくいが、これなら間違わない。

一般道は番号になっていて「今はNの2000だからあ、いきすぎてる」とかすぐわかる。
なんとか小学校前っていう標識より絶対わかりやすいよ。うん。

駐車場は道路に必ずパーキングメーターがついていて、何処にでも止まれるようになっている。しかも安い!50円で1時間くらい。

その他に国でやってるパブリック駐車場が至る所にあるんだけど、それは大抵2時間は無料!
救急車や消防車がくると同方向だけでなく対向車線の車まで全て停止する。
だから緊急車両は猛スピードで直角に曲がったり、なんと逆走まである!

だからすんごい早く目的地まで着くわけです。
そしてなによりこの国の人はマナーがいいのですよ。みんな道路を「どうぞ」と譲ってくれる。

だからこっちもいえいえお先にどうぞ、というとお互いに譲り合って道路でしばらく両方が
立ち往生してしまう位です。
(基本的には縦の道路と横の道路、かわりばんこなんだって)。

みんな規則をきちっと守るんだけど、それにはものすごくルールが厳しいからなのです。
例えばさっき書いたパーキングメーターは、マウンテンバイクに乗った(かっこいい!)
颯爽としたポリスがグルグル回ってる。で、時間が過ぎた車には容赦なくワイパーに罰金の紙をはさんでいく。ちゃんとルールを守ってればすごく安いのに、ルールを破ると30ドル!
(約3400円くらい)

しかもそれは絶対逃れられない。例えば私達のような異国人が払わなかったら5年間入国禁止!
厳しい・・・。(実は私達もこれやられました。たった5分過ぎただけなのに!)

しかも罰金はそのワイパーに挟まれたのが封筒になっていて(住所が書いてある)
それを送ればいいだけになっていて、実に簡単。だからみんな払う。

酒飲み運転はつかまれば絶対、必ず4日間留置所に入れられる。
だから会社を休まなくてはいけなくなるのでそんな思いはしたくないから、みんな飲んでは運転はしない。ルールを守る人にはすごく住みやすいようになっているのです。

これは聞いた話だけど、標識に20キロで曲がれ、と書いてあったらそのスピードで行かないと
曲がりきれないんだってさ。無駄がない。全て自分の責任。

海にも「注意!高波を受ける堤防」と釣りのポイントである堤防に書いてある。
だからといって「行っちゃ駄目」とか「禁止」とかは書いてない。

警察は絶対的なもので(でかくて怖い。めちゃくちゃ迫力がある)決してなめた態度なんてできない。とにかく、ルールを守ってない人はいないか警察がいっぱい巡回してます。

あと、いいことだなぁと感じたのはやっぱ、スニーカーとかビール、住居など物価が安いものは
飛びぬけて安いです。

例えばバドワイザーのビール、缶で18本8ドル69セント!1本あたり50円くらいになる。
ハンバーガーもレタス山ほど、トマトやオニオンも山ほど入って超でっかいのに
(一人じゃ食べきれないくらいだ)安い!
バーガーキングなんて38セントセールやってた(50円くらい)。

ガソリンも1ドルで4リットルくらい入る。でも一番驚いたのは99セントショップ!
(日本でいう100円ショップ)。まさか冗談でしょ?というくらい安い!

そのすごさはダイソーなんて足元にも及ばない!例えば缶コーラやジュース諸々は6本で
99セント、ペットボトルだったら4,5リットルで99セント。
日本で売ってるオレオのチョコクッキーは3,4倍入って(でかい!)99セント、
これは書ききれない・・・。あまりにも安くて大笑いしてしまった。

てな、感じで感心することしきりです。でもまぁ、大雑把というかがさつな女の人が多い!
レストランの従業員とか足でドア開けたりね。コーヒー注ぐのもドボドボ入れていれ過ぎで
テーブルにこぼれちゃったりね。日本じゃ考えられない。

いい所もあれば悪いところもありますね(笑)。
私達が泊まっていたのはビバリーヒルズという、そこ独自の警察や(ビバリーヒルズコップ)法令を持つロスの中でもたいそう治安のいい場所なのですが、ここは芸能人やお金持ちが住む大邸宅が多いことで有名。

とにかくめちゃくちゃきれいなところです。もう、うっとり。すごいのはそのビバリーヒルズや
ハリウッドに住んでるスターの家が全部載ってるマップが売ってること!しっかり買いました。で、広げて見てみると有名人がズラリ。(80人くらい載ってる)。スティーブン・スピルバーグ、プリンス、トム・クルーズ、マドンナ、ブラット・ピット、などなど
あげたらきりがない!でも、そんなの売ってちゃ芸能人も大変だよね。
アメリカにはおかしなのが多いからね。私達もミーハーにウーピー・ゴールドバーグの家とか
でしっかり写真とって来たけどね(笑)。

ところで、大ニュースというかトンでもない体験をしたのです!それはいつものように市場調査をしていた時の事。
ファーマーズ・プレイスという農場市場にいたのですが、突然白人のアメリカ人に声をかけられた。内容はどうやら向いにあるCBSテレビの者だけど、今からトークショーをやるから観客席に見にきてくれないか、というもの。

よく外国の通販の番組とかでブーブーとか拍手したり大笑いしたりしてる、あれ。
でもテレビの英語なんてわかるわけがない。だから「英語があんまりできなくてもいいの?」と
聞いたら「ジョークが盛りだくさんのやつだから大丈夫、全然かまわない」といわれ行くことに!で、いってきました。トークショーの観客。なかなかすごい経験でしょ?
それがさ、もうビックリの連続なんだけど、もう、すごいの!アメリカ人の熱気というか積極的さというか、ノリというか全てが!あれ、テレビのブーブーとか大笑いとかはやらせじゃないぞ!

マジだ!もう自分の気に入らないことや自分と違う意見をゲストがいうととたんにブーイング、
でも同じ意見だったらもう立ち上がっておおはしゃぎの大騒ぎ。

ジョークにも腹抱えて涙流しながら大笑いしてるし(しかもずっと)、みんな手を上げて自分を
指せ自分に答えさせろと超積極的!いやー、周りを見てるのが半端じゃなく面白かった!
しゃべってる英語は案の定さっぱりわからなかったけど、
わかったら相当面白い事いってんだろうなぁ、っと感じでした。
ああ、わかれば一緒に楽しめたのに残念。でもあの熱気に包まれて、アメリカ人の熱さを感じ、娯楽を見た。

英語といえば、もう本場の英語は早い早い早い!行く前にロスに1ヶ月住んでたダーリンの
知り合いから、ハワイで通じるからといって本土で通じると思ったら大間違いと言われてた
んだけど、まさにその通り。

ハワイでは現地人が日本人の英語に慣れてるだけなのです。こっちは全く違う!
とにかく早いし発音がよすぎて聞き取れない!自分が言うことも正確な発音じゃないと、どんな簡単なことでもわかってもらえないことが多々ある!

例えば「can i try on this shoes,ok?」(この靴試してみてもいい?)という英語を伝えるには「キャナイ・チョライオン・ジスシュー・・・」(ちょっとわかりにくいね)。
つまりトライ・オンでは通じないのである。
???になってしまう。と、とても苦労しています。

てな事で、次回はロス危ない場所編を送りますね!







| 天ぷらママ | アメリカの旅 | 15:33 | comments(0) | - | - | - |
開設


初めてのブログ (*^。^*) 



天ぷら大好き、遊ぶの大好きなママです。

自己満足な勝手な日記を書こうと思ってます。


何人かでも楽しんでくれたら嬉しいな (^_^)v














  

| 天ぷらママ | - | 10:20 | comments(0) | - | - | - |

一番上へ